スマートリモコンを使い始めて、はや3ヶ月。
エアコンや照明などをスマートスピーカーから音声でON/OFFしたり、時間になったら自動的に切れる設定にしたりして、便利に使っています。
すっかり慣れてしまって、なくてはならないものになっています!!
ところで、冬になるとパソコンをしているときなどは足温器を使うのですが、この電源を切るのをすぐに忘れるんです・・・。
朝起きたらついてた!とか、出かけていて戻ってきたらついてた!とか。
でも、足温器にはリモコンはついていないので、スマートリモコンではON/OFFできません。
(タイマーがついているものもあるらしいけれど、私のにはついてない・・・)
どうしようかなぁ、と思っていたら、スマートプラグ、というものを見つけました。
こんな感じのものです。
反対側はこんな感じです。
接続方法は簡単で、コンセントとプラグの間にはさむだけです。
この写真の下のコンセントにさしてあるのがスマートプラグです。
火災などの重大な恐れがあるので、電気カーペットや電気毛布などを含む暖房機器には使用しないでください、と書かれてあるものもあるようです。
そもそもスマートプラグとは
スマートプラグは、自宅のWi-Fiを通して、スマホなどから電源のON/OFFの操作ができるプラグです。
外出先からでも操作できます。
スマートプラグの注意点 3つ
使用中にコンセントを抜いてはいけないデバイスには使えない
スマホなどから電源のON/OFFをする機能なので、デバイスがオンの時にコンセントから電源コードを抜いてはいけないものには使えません。
デスクトップパソコンのように作業中のデータが消えちゃった~、となるようなものはダメです。
コンセントの差込口が左右違うかどうかの確認が必要
たいていのスマートプラグでは、スマートプラグを差し込む口が左右違う大きさの形状でないと使えません。
壁際のコンセントの差し込み口の穴の長さが左右で違うって知っていましたか?
多分、ほとんどのおうちのコンセントがそうだと思います。
60年以上生きてきて、大きさが違うなんて知らなかった・・・。
四国電力の「コンセントの穴の長さは右と左で違うの?」の説明がわかりやすかったです。
こんな感じです。ちょっとだけ左側のほうが大きい。
スマートプラグの但し書きに、ほとんどは、この左右の長さが違うものでないと使えません、と書かれてあります。
実際にプラグの大きさも違うのです。
なので、例えば我が家で使っているテーブルタップも、挿し込めるものと差し込めないものがあります。
暖房機器には注意
暖房機器などに使用すると火災などの重大な恐れがあるので使わないようにと書かれているものも多いようです。
ストーブなどはもちろん、ホットカーペットなどもダメと書かれているものもあります。
今回購入したgoundのスマートプラグの説明書には、そのような注意点は書かれていませんでしたが、使う時にはご注意ください。
スマートプラグの機能の違い
スマートプラグは電源をON/OFFするためのものですが、ほかにもいくつか便利に使える機能が用意されています。
スマートプラグによってついている機能は異なるので、確認してみてください。
差し込み口数
機能とは少し違いますが、スマートプラグには、1つのデバイスだけに使えるタイプと、テーブルタップのようにいくつか差込口があるタイプのものがあります。電源コンセントの差込口とは別にUSBポートも付いていて一度に電源のON/OFFができるものもあるようです。
電気使用量がわかる
電気使用量がわかるようになっているものもあります。
ワットチェッカーとか電力表示器とか呼ばれる、同じようにコンセントとデバイスの間に挟んで液晶ディスプレイに電力使用量が表示されるものがありますが、この場合にはスマホで確認することができます。
スケジュール機能
何時になったらオン(またはオフ)にするとか、何時間たったら消すというような、スケジュールを決めておくことができます。
スマートスピーカー連携
Google Nest(Google Home)や Amazon アレクサ などのスマートスピーカーからON/OFFできるものもあります。
Gosundのスマートプラグ、Smart Lifeアプリ
今回はGosundのスマートプラグ(Gosund Smart Wi-Fi Plug WP6-B)をSmart Lifeアプリで使ってみました。
使えるアプリはSmart LifeのほかにGosundアプリも用意されています。ただ、梱包の取扱説明書にはなぜかSmart Lifeだけが丁寧に書かれていたので、それを使ってみることにしました。
相変わらず、ながぁい利用規約やらプライバシーポリシーやらを読んだあと、使用するWi-Fiを選んでパスワードを入力したりと、言われるがままに設定していくと、使うことができるようになります。
Gosundスマートプラグは、差し込み口数は1つですが、アプリを通して電気使用量がわかり、指定時間にON/OFFを設定したり、カウントダウンタイマーを使ったりすることができます。
また、スマートスピーカーを通して音声で指示することもできます。
下のグラフは、GosundのスマートプラグでSmart Lifeアプリを使ったときの電力使用量です。
日々のグラフのほかに月々の合計値も表示されます。
もともとの電力使用が小さいので、日々のグラフ表示だと下の方にグラフがへばりついている感じです。
グラフの目盛りは変えられない・・・。
Gosundのサイトでの説明によると安全性に関しても、以下のように書かれています。
Gosund Smart Wi-Fi Plug WP6-B
Gosundスマートプラグは、耐火シェル、リン青銅接続、高度なPCBAなどのプレミアムで耐久性のある素材を採用しており、火災や過負荷から家を効果的に保護します。
Gosund WP6の仕様
本体サイズ 幅×奥行×高さ (cm) | 90×32×37 (プラグも含めた奥行き:48.5) |
---|---|
定格電圧 | 125V |
出力 | 最大15A、1500W (Wは公式サイトと取扱説明書で異なるので、小さい方を書きました) |
入力 | 100V、50 / 60Hz |
稼働温度 | -20~45°C |
Wi-Fiネットワーク | 802.11 b / g / n、2.4GHz(のみ) |
まとめ
個人的には、ホットカーペットや電気毛布などに使えないとなると、スマートリモコンほどの利用価値というか利用できるデバイスが思い浮かびません。
どちらかというと使ってみたかっただけ?かも。
また、我が家の場合、90代の両親が時々使う電化製品につなげてしまうと、「使えない~」ということになってしまいます。
スマートリモコンは、スマホからでもスマートスピーカーからでも、電化製品についている物理的なリモコンからでもごちゃ混ぜに使うことができます。
が、スマートプラグは、スマホやスマートスピーカー以外からは電化製品のオン/オフができなくなってしまいます。
コンセントを抜けば電気は流れなくなりますが、コンセントを挿してもつけてはくれません。
我が家のような場合には、これは使う場合の重要ポイントです。
おまけ
スマートプラグと似たようなものに、「リモコンコンセント」というものもあります。
スマートプラグと同じようにコンセントとプラグの間に接続して、同梱のリモコンで操作ができるもののようです。
また、SwitchBotボット という面白いものもあります。物理的に指のような棒(?)が出てきてボタンを押してくれるというものです。押すだけではなくて、引き上げる動作もできるのだそうで、部屋の照明のスイッチやコーヒーメーカーのスイッチなど、いろいろなスイッチに使えるようです。もちろん操作はスマホからでき、タイマー機能などもあります。
といろいろなものが出てきていて、まだまだ便利になるためのものを模索している商品が多いようです。
でも楽しい!